サッカー日本代表FW本田圭佑(24=CSKAモスクワ)の一撃でカメルーンを破った岡田ジャパンに、広島野村謙二郎監督(43)も、大いに刺激を受けた。野球に生かせる多くの教訓も得た。

 キャンプなどでの雑談でも、日本代表の試合結果などを話題にするほどサッカー好きの指揮官は、14日夜の興奮がよみがえったのか「いいゲームでしたね。(得点場面は)松井のフェイントがすべてでしょう。本田のトラップもしっかり止まって。なにより、野球もそうだけど、守りがすごかった」と振り返った。得点場面などで歓声をあげてしまい、この日朝、夫人に「(大声に)びっくりするじゃないの」と怒られたほど入れ込んで見ていたが、その中で野球にも通じる守備の重要性を再認識した。

 さらに、日本代表のチームワークの良さをみて「個々の技術は大切だけど、組織として意思の疎通がはかられていれば(相手の)いろんなスキがつける」とも感じたという。

 同時に「先取点の大切さ」も痛感した。「先取点を取れば、いかに相手にプレッシャーを与えるか。先取点はやはり大事ですね」。日本代表の戦いぶりから、多くのヒントをつかんだ。

 この日、チームはリーグが再開される18日からヤクルト戦に備えてマツダスタジアムで練習。指揮官は「自分たちの野球をしっかりやる。選手の様子をみても、リラックスして、雰囲気もいい。昨夜の日本代表みたいに、先取点を取って、頭(3連戦の初戦)を取れるようにしたい」と力強く言い切った。岡田ジャパンからパワーを得て、野村カープが浮上する。【高垣

 誠】

 [2010年6月16日11時7分

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