セ・リーグ首位の巨人の2年目、大田泰示内野手(20)が、リーグ戦初となる打席で1軍生き残りをかける。18日、セ・パともにリーグ戦が再開する。交流戦のラスト2試合で先発出場した大田は17日、東京ドームで行われた全体練習に参加した。投手の登録の関係で、19日には野手の誰かが2軍落ちする可能性が高い。18日の中日戦(東京ドーム)でベンチスタートが濃厚な大田にとっては、代打でのひと振りが1軍残留のカギとなる。
東京ドームからの帰り際、中日戦に向けた意気込みを問われた大田は、笑顔で力強く言い切った。
「かちこんでやりますよ」。
先発出場した2試合で6打席凡退に終わった交流戦は終わった。18日から再開されるリーグ戦に向け、ノックや打撃練習で2時間以上、みっちりと汗を流した20歳に迷いはない。「ボールを力強く打ち込む」という意味合いで「かちこんで」と言ったのだろう。中途半端な打撃はしない。堂々のフルスイング宣言だ。
1軍生き残りへ、ひと振りに懸ける。現在、出場選手登録されている野手は17人。19日の2戦目に先発予定のゴンザレスを登録するために、野手の誰かが2軍落ちする可能性が高い。実績から大田は厳しい立場だが、原監督は「(誰が落ちるかは)状況を見てです。大田にもチャンス?
そりゃ、そうです」と、結果次第を強調した。
練習では風邪のため全体練習を休んでいた原監督と4日ぶりに対面。フリー打撃に入る前のティー打撃でボールをトスしてもらい、身ぶりで手本を示してもらうなど直接指導を受けた。原監督は「今の打撃スタイルなら、いい時間を使うでしょう」と、打撃改造が進んでいることを喜んだ。大田は「結果が出れば監督にも納得してもらえる」と、プロ初安打にこだわる。昨季唯一の打席は交流戦のロッテ戦だった。リーグ戦初打席で、確かな結果を残して指揮官の思いに応えるつもりだ。【古川真弥】
[2010年6月18日8時0分
紙面から]ソーシャルブックマーク




