完投でもアカンの?

 オリックスが先発投手が3試合連続完投しながらロッテに1勝2敗で負け越すという珍事に涙した。

 木佐貫は8回1失点、金子千は9回完封。そして広島からトレード加入した長谷川も続いた。8回5安打3失点(自責1)と大健闘。2回に先制打を放ったバルディリスが5回に三ゴロをそらし、これが同点のランナーになり、6回2死三塁では適時エラーをやらかした。痛恨の2失策で逆転負け。「昨日の流れで今日は勝たないといけなかった。僕の白黒よりチームに白をつけたかった」。移籍初勝利を逃した長谷川は淡々と振り返るしかなかった。

 岡田彰布監督(52)も言葉が出ない。「普通のサードゴロやろ。ゴロ取ってアウトにしたら終わりの話やろ。長谷川はこの前やられてたし、今日アカンやったら、という気持ちで投げとんのに、それがあの守備ではな…」。長谷川は7日西武戦で1回2/3を4失点KO。指揮官は9日に札幌ドームのブルペンでフォームにメスを入れた。即効薬のように8年ぶり完投を引き出したが、すべてはミスで台無しだった。

 1-2の8回2死満塁では山崎浩に代打を送らず「お前が決めろ」とささやいたが、こちらは不発。何から何までストレスの残る試合に「話すことないわ。オレ今日は何もしてへん」と力なく笑うしかなかった。

 [2010年7月16日12時16分

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