<横浜6-7巨人>◇16日◇横浜

 夏バテ気味だった巨人の投手陣が、ようやく不名誉な記録にピリオドを打った。横浜打線に8安打を許して迎えた9回、マーク・クルーン投手(37)が気迫のこもった投球で3者連続三振に仕留め、16セーブ目を挙げた。連続2ケタ被安打試合を12で止めた守護神は「長いシーズンではこういうことも起こり得るけど、ダラダラと続けるわけにもいかない。今日は100%集中できた」と満足そうに振り返った。

 3回途中5安打4失点でKOされた先発内海の後を継いだリリーフ陣が踏ん張った。2番手星野真澄投手(26)、3番手久保裕也投手(30)がノーヒットリレー。味方の守備に足を引っ張られた4番手山口鉄也投手(26)と、ピンチを招いた5番手越智大祐投手(27)もそれぞれ1失点で踏ん張った。打者4人から3三振を奪う力投を見せた星野は「何とか流れを引き寄せようと思った。自分の仕事はできたと思います」と胸を張った。

 もちろん、2ケタ被安打の阻止がチームの目的ではないが、ちょっぴりうれしい“おまけ”にはなったようだ。原監督は「(連続被安打記録は)考えていませんでしたが、悪いニュースではありませんね」とニヤリと笑った。直前の甲子園3連戦のうち2試合が雨で流れたことも、プラスに作用した。久保は「肩を休められたのは大きい。あと5試合。行けと言われれば行きます」と力強く言った。球宴まで残り5試合。息を吹き返したリリーフ陣のフル回転で首位を守る。【広瀬雷太】

 [2010年7月17日7時41分

 紙面から]ソーシャルブックマーク