<楽天3-2日本ハム>◇18日◇Kスタ宮城
快進撃から一転、失速モードに入った。日本ハムが楽天に連敗、2カード連続の負け越しを喫した。先発金森敬之投手(24)が3回3失点で降板。打線も永井を攻略できず競り負けた。交流戦終了後から7カード連続勝ち越し後、球宴前の試練の9連戦で一時停止。19日からの前半戦最終カード、本拠地札幌ドームでのロッテ3連戦で巻き返しを期す。
チグハグなまま力尽きた。真夏の太陽に照らされた猛暑の中で、淡々と連敗した。前カード西武戦に続き、初戦を奪いながらカード負け越し。武田勝とダルビッシュを投入した「表ローテ」の先発編成だっただけに、痛恨だった。「初戦を取りながらだからね…。まだ力がないということ」。梨田昌孝監督(56)が、しっかりと足元を見つめる1敗だった。
ゲームプランの少しのズレから、リズムをつかめなかった。初回、リードオフマン田中が四球で出塁。2番村田で選択肢は強行策だった。犠打で走者を進め、まず一打での先制機を確実につくるパターンを消したのには理由がある。梨田監督は「もうちょっと大味な展開になると思っていた。読みづらい試合」と説明した。序盤で大量点を狙い、想定した点の取り合いで優位に立つつもりだった。
初回無得点に終わり、やや消沈の2回。金森が1イニング2本塁打で、先行された。1点差に迫った直後の3回にも1失点。3回に村田の犠飛、8回の小谷野の右前適時打で接戦にはなったが「個」の力に、打開せざるを得ない状況に陥った。打ち合いと踏んだが、永井を攻略できず、もくろみは外れた。
先制点を許した試合は今季、この日で12勝25敗1分け。典型的な“負けパターン”だった。過密遠征で疲労困憊(こんぱい)で迎える、前半戦最後の3連戦。小谷野は「また明日」と仕切り直しを期した。開幕当初に逆行しては、上位3強は遠い。【高山通史】
[2010年7月19日10時50分
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