<ソフトバンク2-0西武>◇20日◇福岡ヤフードーム

 ソフトバンク松田宣浩内野手(27)がチームの今季最多6連勝を運んできた。試合前の円陣。選手会長川崎と主将小久保に並び、中心に立った。ここまで5連勝を積み重ねてきた声出し役だった。大声を張り上げてナインを鼓舞した背番号5は、試合でも懸命なプレーで運気をもたらした。

 5回裏の2打席目。ボテボテの二ゴロ。必死に一塁に走ったのが功を奏した。二塁片岡の失策で出塁すると、1死二塁の場面から9番田上の痛烈な左前打で先制ホームを陥れた。

 松田

 あんなにクロスプレーになるとは思わなかった。必死に走ってよかったです。

 7回の10号ソロも初心に戻って打ったもの。「5回と同じで先頭打者だったので、とにかくヒットを打とうと思った」。しんでとらえた打球は左翼席へ飛び込んだ。

 松田

 明日も声出し頑張ります!

 声を出す、走塁で手を抜かない。この2年で3度の骨折を味わった悲運の男のひたむきなプレーがあるからこそ、勝利の女神はほほえみ続けているに違いない。【松井周治】

 [2010年7月21日11時5分

 紙面から]ソーシャルブックマーク