西武は22日、大久保博元2軍打撃コーチ(43)を同日付で球団本部長付とする人事を発表した。球団は理由について「コーチとして不適切な行為があった疑いがある」と発表。指導方法に問題があったとみられ、調査を進めるとしている。事実上のコーチ解任で、当面は自宅謹慎処分。23日から始まる2軍の練習には参加しない。

 大久保氏は就任1年目の08年、打撃コーチとして日本一に貢献した。同11月に、知人女性にけがを負わせるなどプライベートな問題が浮上し、編成部に配置転換された。阪神からトレードで藤田を獲得するなど編成でも実績をつくり、今年から2年ぶりに現場復帰していた。独特の熱血指導と猛練習で2軍の育成にあたり、嫌われ役になって「愛のムチ」も振るった。しかし、いきすぎた指導に困惑する声が一部若手選手の間から出ていたのも事実だった。

 球団はコンプライアンス(法令順守)の体制強化を進めており、同氏の「不適切な行為」が2度目だったことを重く見ている。調査後に配置転換を含めた処分を下すが、現場復帰の可能性は低い。2年ぶりV奪回へ首位で折り返したチームに、動揺が走りそうだ。

 [2010年7月23日8時0分

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