<広島8-3阪神>◇4日◇マツダスタジアム
ちょっと心配、昼メロの虎…。首位の猛虎に、不思議な現象が生まれてしまった。残暑の中で敵地戦に敗れ、デーゲームはこれで9連敗。6月19日の横浜戦を最後に白星から見放されている。破壊力抜群のダイナマイト打線がなぜか昼間に爆発しない。2連敗に対して、2位中日は5連勝で0・5差に迫ってきた。残り26戦でデーゲームは3分の1以上の9試合。虎のためにも?
早く熱暑よ、収まってくれ。
昼間に勝てない。因果関係は不明だが、真弓明信監督(57)も困り顔だった。「(ジンクスは)イヤはイヤやけど、デーゲームはあるんでね…」。残り26試合で、昼の試合はまだ9試合残っている。最大のヤマ場となりそうな18日からの巨人3連戦はすべて午後2時開始。5年ぶりの優勝を狙う真弓阪神に、思わぬマイナス材料だ。
チーム打率12球団トップの2割9分。だが昼と夜でチームの顔が変わる。夜3割3分に対して昼2割5分6厘。並の打線では、必然的に勝率も落ちる。デーゲームの12勝20敗はリーグ5位。この日は午後3時の試合開始に合わせ、太陽が最も高いときに練習を行った。もちろん、ナインは汗にまみれる。主力ほとんど30代で体力の消耗は激しいが、しかし、まあ敵も一緒だ。
初回から広島ジオが5四球と乱調で、2回までに3点を奪ったが、それでも勢いがつかない。3回以降は3安打無得点。さらに投手陣が精彩を欠き、連敗を止められなかった。「ちょっと流れが悪いな!
抑えるところを抑えて、点を取れるところで取って、流れをつかんでいきたい」と指揮官は言った。
5連勝で広島に乗り込んだが、完全に勢いは止まってしまった。5位チームに2カード連続負け越しが決定。昼の打率2割1分1厘、夜は3割3分と完全に「夜王」となった城島は、併殺打を含む3打数ノーヒット。「若い投手なので、僕がうまくリードしないといけなかった。3連敗はできない」と守備面を反省しつつ、必勝態勢で次戦に臨む。
きょう5日も午後3時の開始予定だ。真弓監督は「何とか勝つようにしないと」と語気を強めた。昼に弱いジンクスを消滅させないと、今後に不安が残る。2位中日も0・5ゲーム差に迫ってきた。期待したいのが、先発予定のルーキー・秋山だ。19歳の右腕なら、昼にも強いはず。ダイナマイト打線の復活を信じ、5日こそ昼に勝つ!
【田口真一郎】
[2010年9月5日10時54分
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