20日からのファイナルステージの相手が宿敵巨人に決まった中日落合博満監督(56)が異例の激励を受けた。決戦を2日後に控えた18日、西川順之助球団社長(78)が練習中のナゴヤドームを訪れ、指揮官と約1時間半に渡って会談した。練習日に同社長が球場に足を運び、長時間にわたって話し合ったのは今季初。打倒巨人、そして日本一へ気持ちを新たにした指揮官も、若手野手に打撃を指導するなど、いよいよ本番ムードが高まってきた。
同社長は「宮崎にも行っていないし、練習をやっているから、雰囲気でも見ようと思ってね。雑談だよ。ただの暇つぶし」と煙に巻いたが、G倒での日本シリーズ進出、そして日本一への思いはフロントも含め、チームの誰もが同じ。「(相手が巨人でも)どうってことない。すべてのことは監督に任せている。その時その時で監督はしっかりやってくれている」と、全幅の信頼を寄せた。
社長からゲキを受けとった落合監督は再びグラウンドに戻り、堂上直、小山、中田亮に身ぶり手ぶりを交えて次々と打撃フォームを指導。いつも以上に積極的にアドバイスを送り、ファイナルステージで4年連続の対戦となる巨人との決戦に備えた。負けられない戦いに向け、いよいよ指揮官も勝負師の顔になってきた。【福岡吉央】
[2010年10月19日10時31分
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