来年はDG倒して優勝や!

 阪神マット・マートン外野手(29)が25日、来季優勝に意欲を燃やしながら日本を離れた。関西国際空港から韓国経由で米国に帰国。「チームとして今年できなかったことをやりたい」と話した。

 来日1年目でシーズン214安打の日本新記録を樹立したが、V逸の悔しさは忘れていない。中日、巨人-。上位チームの投手陣を研究して、虎のヒットメーカーは帰ってくる。

 「巨人、中日はいいチーム。来年は自分たちが、相手にとっていいチームにならないといけない」

 立ちはだかる壁がある。苦杯をなめさせられた中日、巨人の2チーム。今季の対戦打率は中日戦2割9分2厘、巨人戦は3割2厘と、一見すると十分な数字だ。だが、セの他球団は3割5分を越えており、5分以上の差がある。「2チームとも、ピッチャーがよかった。敬意を払っているけど、自分もアジャストしていかないといけない」。相手の実力を認めながら、負けっ放しではいられない。

 シーズン中に書き留めていた『マートンノート』は日本に置いてきた。復習教材はVTR。「打席、打席でいいものを求めていく。いい当たり、いいスイング、いい内容の打席があった」。最良のイメージトレーニングを重ねて、負のイメージをぬぐい去る。

 帰国前夜は、大好物の牛丼を特盛りで2杯かき込んだ。しょうゆラーメンもすすり、日本食を「食いだめ」。米国でたっぷり休養し、頼れる助っ人が“忘れ物”を取りに帰ってくる。【鎌田真一郎】

 [2010年10月26日10時40分

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