広島は27日ドラフト会場となる都内のホテルでスカウト会議を行い、28日のドラフト会議では伯和ビクトリーズの七条祐樹投手(26=日産自動車九州)を2位指名候補にリストアップしていることが分かった。8月の都市対抗で完封勝利を挙げるなど、変化球をフルに駆使する本格派だ。球団関係者は「2位じゃないととれない選手。うちは以前から評価している」と説明。別の関係者も「すごくいい投手。スリークオーター気味で、147キロくらい出る。そういう球をずっと投げられる」と話した。即戦力右腕として上位での獲得を狙っている。

 広島にとって、投手陣の立て直しが今オフの最重要課題。高校生でも向上(神奈川)の中野ジャスティン投手(3年)や糸満・宮国椋丞(りょうすけ)投手(3年)をリストアップ。有望な投手を集中的に指名し、弱点克服を目指す。

 [2010年10月28日10時56分

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