原巨人が危機管理の一環として“第2のキムタク”育成に乗り出した。12日の宮崎秋季キャンプで、寺内崇幸内野手(27)がレガーズを着け、キャッチャーミットを持って室内練習場に登場。村田バッテリーコーチが投げるワンバウンドの球や、打撃マシンの球を捕球する練習を繰り返した。
捕手2人制を基本とする巨人にとって、緊急時の備えは必要不可欠だ。原監督は「第3のキャッチャーは必要。木村拓也のようなユーティリティープレーヤーを育てたいと思っている」と、今年4月に急逝した木村拓也前1軍内野守備走塁コーチ(享年37)の名前を挙げた。
万能選手だった木村さんは、現役時代の昨年9月、出場捕手の負傷退場というチームのピンチを救った。内外野を守る選手が、不測の事態発生時に捕手を務めることで、用兵の幅も広がる。原監督も「(野手登録)16人という限られたメンバーの中で、バリエーションを持った構成ができる」とメリットを説明した。
指名された寺内はもともと守備に定評のある選手。捕手は中学以来だが、「出来ることがあれば何でもやりたい。(内野の練習も)質を上げれば問題ない。どんなことでも自分にプラスになると思う」と貪欲(どんよく)に取り組む決意を示していた。【佐竹実】
[2010年11月13日11時22分
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