オリックス赤田将吾外野手(30)が中日和田一浩外野手(38)にアンチエイジングを学ぶ。3日、和田が毎年1月に佐賀・武雄市で約10日間行う自主トレに初めて同行することを明かした。38歳でMVPに輝いた男の“不老”の秘密に迫るのが目的だ。「あの年齢まで現役でやられている。長くやれるように体のケアとかを聞きたいです」。10月のみやざきフェニックス・リーグで再会し、西武時代の先輩に弟子入りを頼み込んだ。

 「オレも打撃がよくなったのは30歳を過ぎてから」と激励された。和田は24歳でプロ入りしたが伸び悩み、30歳を迎えた02年に33本塁打でブレーク。その打棒は年々すごみを増している。来年31歳の赤田にとっては心強い。この日は100万円増の推定4100万円で契約更改。「1年間安定した成績を残せず納得していない」。移籍2年目の来季へ、“老化”防止からスタートを切る。

 [2010年12月4日11時24分

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