18番の偉大な先輩が、佑ちゃんにエールを送った。巨人で21年間18番を背負った桑田真澄氏(42=野球評論家)が11日、ナゴヤ球場で昭和42年度生まれのプロ経験者で構成する「絆(きずな)の会」野球教室に参加。同じ背番号をつける日本ハム斎藤佑樹(22=早大)について話題が及ぶと「一流としてやっていくことを期待している。それにはまだ努力が必要」と語った。

 同氏と斎藤は175センチ前後と、プロでは小柄な体格から同タイプと目される。その「努力項目」は、斎藤自身も気付いている直球のキレだった。「アウトローにキレのある真っすぐを投げられないと、一流になれない。それがないと、いくら変化球を投げてもプロでは打たれる。ぜひ身に付けてほしい」と力を込めていた。

 [2010年12月12日8時18分

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