巨人が来年2月の春季キャンプで1、2軍制を復活させることが19日、分かった。原辰徳監督(52)は「来年はスタートから1軍、2軍という形になると思う」と明言。ここ3年は主力組のA、若手主体のB、育成&リハビリ組のCの3班制を敷いてきたが、従来の形へ戻すことになった。

 キャンプインと同時に1、2軍の線を明確に引くことで、競争意識を刺激する狙いがある。3班制ではABの2班が1軍候補で、自分が1軍か2軍かの立場が不確定な部分もあったが、振り分けることで2軍から下克上を狙う選手は「誰を超えれば1軍か」の目標が明確になる。

 同じような立場の選手で構成した3班制のもとで、坂本、松本、東野ら若手が台頭。大きな成果を上げたが、原監督は「ずっとABCという形でやってきたから(V逸を機に)原点に戻るという意味合いもある」とも説明した。リーグ奪回を掲げる来季は、2月下旬に実戦主体の沖縄2次キャンプを行う。原監督は「40人ぐらい連れていくことになるだろう」と話しているが、沖縄キャンプ元年のため、例年なら独自調整の阿部ら主力クラスを連れていく可能性は高い。若手にとっては宮崎サバイバルキャンプが沖縄への大きな関門になる。【久保賢吾】

 [2010年12月20日7時28分

 紙面から]ソーシャルブックマーク