阪神真弓明信監督(57)が20日、神戸市内でマット・マートン外野手(29)に早期実戦のススメを説いた。他球団も214安打男にマークを厳しくすることが予想され、ナメては痛い目に遭う。“2年目のジンクス”打破へ、油断は大敵との親心がメッセージになった。

 真弓監督

 今年も出てるけど、できれば早い方がいいね。無理にゆっくりすることはない。外国人の場合は、試合に出ながら調整するというのもある。来年もその方がいいかなと思う。

 今季は沖縄キャンプ中に組まれたチーム初の練習試合(2月13日・日本ハム戦)から、実戦は志願して連続参戦した。開幕2日前には雨の中、2軍教育リーグ(オリックス戦)に1軍レギュラーで唯一参加するハッスルぶりで、結局実戦欠場はオープン戦1試合だけ。助っ人では異例のマジメさで好結果に結びつけた。

 成功調整を踏襲してほしい。首脳陣には早い実戦で体調や仕上がりをチェックできるメリットもある。状態が良好なら、相手にも今季も脅威の存在と予告できる。来春も2月16日に練習試合の日本ハム戦が内定。斎藤佑樹のデビュー戦になるかもしれない一戦で、1番打者として最初に対戦し、プロの洗礼役を担う可能性もある。マジメな男は再び早期実戦を志願すると思われるが、首脳陣も大歓迎して試合に出すつもりだ。

 真弓監督

 (ブラゼルも同じ?)もちろんそう。体調不良や準備不足なら無理して出なくていいけど。

 47本塁打、117打点と大暴れしたブラゼルも同様だ。浮沈は両助っ人のデキ次第。まずは景気づけに佑ちゃんをメッタ打ち!?

 そんなシーンが現実になるかもしれない。【松井清員】

 [2010年12月21日11時37分

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