巨人内海哲也投手(28)が直球を磨き直す。22日、川崎市内のジャイアンツ球場で東野、山口と自主トレを行った左腕は、今オフから体幹強化に効果のあるPNFトレーニングを取り入れ、肉体改造に着手。「この体(186センチ)で130キロ後半では寂しい。(球速は)上げられれば、どこまでも上げたい」と、自己最速の更新に意欲を見せた。
今季は好調時こそ140キロ台半ばをマークしたが、不調時には137~138キロ台まで落ち込んだ直球。特に右打者の内角へ切れ込むクロスファイアは左腕の生命線といえるだけに、球速の波は勝敗に直結しかねない。だからこそ「体幹をしっかりすることで上下のバランスがとれる。(球の)スピードも上がるし、キレも出るようになると言うことで、必死にやってます」と、新たな試みに貪欲に取り組む。
来季から1軍の試合球は「滑りやすい」と言われる低反発球に変更。変化球への影響も懸念されるが「WBCの球と似ている。たくさん投げて慣れていくしかない」と焦りはない。チームをけん引する男は、経験を生かしながら、飽くなき努力を重ねていく。【佐竹実】
[2010年12月23日7時47分
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