エースは実力で勝ち取る!

 巨人内海哲也投手(28)が、エースへの思いを胸に留め、結果で勝ち取ることを誓った。「エースと口にするのは封印しようと。成績を収めて、周りから認めてもらうのがエース。言葉じゃなく結果で証明したい」と宣言した。

 昨年は原監督からエース襲名の期待をかけられたが、結果を残せなかった。今年こそエースの称号を手にするため、個人の目標を高く設定した。「今年は負けないピッチャーになりたい。その上で貯金にこだわります。11個の貯金を稼げるように」と2011年にかけ、「貯金11」を新年の誓いに立てた。最近の巨人投手で、貯金11以上を稼いだのは09年のゴンザレス(15勝2敗)。左腕では69年の高橋一三(22勝5敗)以来、41年間出ていない。

 高いハードルを乗り越えるために原点に立ち返る。昨年はカットボール、今季も新球習得に意欲を見せるが、投球の軸は直球。「やっぱり真っすぐです。真っすぐの勢い、キレを磨きたい」とキッパリ。「昨年は内角を攻め切れていなかったので、今年は投げきれるように」と、持ち味のクロスファイアを生かす。

 恒例の元日トレにも強い決意が表れた。早朝から地元・京都で自主トレ。400メートルトラック走、短距離ダッシュなど、ハードなランニングメニューを組んだ。昨季は11勝を挙げたが、防御率4点台と悪化。雪辱にかける今季は「15勝・200奪三振・貯金11」の3項目を目標に、エース奪取を目指す。【久保賢吾】

 [2011年1月3日8時27分

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