護摩行も4番仕様?

 阪神新井貴浩内野手(33)が4日、大阪・豊中市内のホテルで和田打撃コーチ、鳥谷とともにトークショーに参加し、昨年1月から護摩行とともに取り入れていた瞑想(めいそう)の時間を長くするプランを明かした。

 昨年末に月例会を開いた鹿児島・最福寺の池口恵観法王が「金本と違って新井の瞑想はまだ本格的じゃない。いつも平静の状態を保つために、護摩行の『動』ではなく瞑想の『静』を入れた方が、球も見えてくるのでは」と話していた。

 4番を守り抜くための決意の表れだ。「阪神の4番を初めて経験して心の波が激しかったけど、瞑想をやって穏やかな波にできたような気がする」と効果を実感している。「今年も護摩行をやった後は気持ちが締まると思うし、1年間戦っていくための精神的なものを鍛えたい」。例年通り1月中旬に3日間、護摩行を行う予定だ。

 [2011年1月5日11時41分

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