韓国プロ野球のLGツインズは7日、元横浜投手で解説者の佐々木主浩氏(42=日刊スポーツ評論家)が春季キャンプの臨時投手コーチに就任すると発表した。LGは沖縄・うるま市にある石川球場で第2次キャンプを行っており、同氏は2月6日から合流し約1カ月間、チームに帯同する。

 佐々木氏にとっては05年の引退後、初ユニホームとなる。「韓国には才能豊かな選手が多く、僕自身にとってもコーチとして教えるのは初めてだから、とても楽しみにしている。日米で学んできたことを若い選手に伝えたい」と就任要請を快諾した。

 LGは02年を最後にプレーオフ進出がなく、昨季まで8年連続のBクラスと低迷。ただ投手陣は09年WBCで日本を苦しめたサウスポー奉重根(30)をエースに、伸び盛りの選手が多い。期間中にはヤクルトなど日本球団との練習試合が組まれており、同氏もベンチ入りして実戦を通じた指導も行う。

 [2011年1月8日7時36分

 紙面から]ソーシャルブックマーク