ミスター、今年こそ頑張ります。ロッテ唐川侑己投手(21)が、初の2ケタ勝利をノルマに掲げた。15日、千葉・稲毛室内練習場での野球教室に参加。今季の目標を「2ケタ勝利。できないことは考えていない」と力強く言い切った。

 言葉を強めるのは、理由がある。3日、成田山新勝寺への初詣で、巨人の長嶋茂雄終身名誉監督(74)に再会。「4年目だし、そろそろだな。体もできてきたことだしね」と声を掛けられた。父が同寺の職員ということで毎年、同寺に初詣をしてきた。長嶋氏も同寺への初詣が恒例行事。09、10年も同じように新年の対面を果たしてきたが、ここまで直接的に激励をされたのは初。「ロッテ日本一の話もしたが、僕個人のことも知っていてくれて、うれしかった」と感激した。

 チームは5年ぶりの日本一となった昨季だが、不完全燃焼の1年だった。順調なスタートを切りながらも、5月の横浜戦で右手に打球が直撃。右中指を骨折した。復帰後の8月には右ひじ痛を発症。2度の故障で6勝止まり。「しっかり1年間、チームに貢献していきたい」と自らに言い聞かせる。

 今季にかける思いが強いだけに、偉大な先輩の言葉が心にしみる。「刺激になります。頑張りたい」。活躍を予言したミスターの期待に応えるためにも、必ずや結果を残す。【鈴木良一】

 [2011年1月16日8時24分

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