横浜の“3者会談”が28日、横浜市内の球団事務所で開かれた。加地球団社長、佐藤常務らフロント5人と尾花高夫監督(53)、岡本総合コーチ、選手を代表し村田、新沼、三浦の計10人が出席。優勝へ一致団結するために、積極的な意見交換が行われた。

 昨季、チーム最大の問題点だったコミュニケーションの欠如。その改善を図るため、“三位一体”での会談の場が設けられた。今季キャプテンを務める村田は「今のままでは今年も最下位」と危機感を募らせながらも「新しいものを取り入れていこうということ。これをきっかけに出来れば」と、今回の“対話”が巻き返しへの第1歩となることに期待を込めた。席上、自身のコミュニケーション不足を改めて反省した尾花監督は、選手と話し合う機会を増やしていくことを約束。「熱い気持ちを大事にしてチームを作っていきたい」と、闘志を前面に押し出し、チームを再建する決意を示した。

 [2011年1月29日9時13分

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