左膝半月板手術のリハビリを続ける阪神城島健司捕手(34)が1、2軍が合流する19日にも1軍首脳陣と直接会談することが14日、分かった。今後の方針について城島が話し合う意向を持っている。

 「1軍が来たら今後のことは首脳陣と話さないと」。

 2軍本隊は22日に帰阪予定だ。1軍に合流し安芸に残るのか、2軍とともに帰阪して調整を進めるのか。オープン戦など実戦復帰のタイミングも含めて話し合うものとみられる。

 「阪神タイガースの経営とか政治、経済から下ネタまで何を話すかわからないけど、チームとしてどういう動きをしてほしいのか聞かないといけない。首脳陣も見てみないとわからないと思うので」。

 ブルペン捕球やジョギング、フリー打撃、ゴロ捕球を解禁するなど第3クールは順調ステップを踏んだ。

 「格段に動き的には野球選手らしくなっている。箇所が箇所だけに一回後退してしまうと時間がない。開幕に間に合わせるための最短プランでやっている。後戻りしてしまうと開幕が見えなくなってしまうので慎重に」。

 今日15日からの第4クールではスパイクを履いてのランニングを解禁する予定。開幕マスクへの歩みは止めない。【岡本亜貴子】

 [2011年2月15日11時8分

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