ロッテがFAで阪神に移籍した小林宏投手(32)の人的補償について、再検討をすることになった。当初は25日にも決定する予定だったが、今江ら故障者を抱えるチーム状況から方針を転換した。石川晃球団本部長は「けが人が多い状況なので、もう1度リストを洗い直すことになった。候補に挙がっているのは投手が2人と野手が数人です」と説明。26、27日に行われる阪神のオープン戦を視察し、最終的な判断をする。

 10日に阪神からのプロテクトリストを受領後、ロッテは阪神の1、2軍キャンプにチーム関係者を派遣。投手2人と野手1人の調査を行っていた。その後、候補者を投手2人に絞ったが、チーム状況が変化した。金銭補償の選択も含めた最終結論について、同本部長は「3月頭になると思う」と話した。

 [2011年2月25日7時33分

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