阪神小林宏投手(32=ロッテ)が一時帰宅する。15日、先発投手の調整の場である投手指名練習に異例の参加。「家族とか1度見ておきたい」という要望から、休日を入れ替える形を取った。練習後に家族が待つ千葉へ移動し、今日16日の練習には不参加となる。

 東日本大震災は新加入の右腕にも影響を及ぼしていた。1月、キャンプ直前に移籍が決まり、夫人と2人の子どもを千葉に残して、単身赴任で関西に引っ越した。家族に被害はなかったものの、自宅周辺は液状化の影響を受けている。

 「そういう意味で心配です。休みを利用して帰ってみようと思う」。

 当初は16日ロッテ戦(QVC)から関東遠征が組まれていたが中止となった。シーズンまでに自宅を訪れる機会を逸していた。

 17日からの練習には参加する予定で、次回登板もそれ以降。「とりあえず(開幕予定の3月25日)そこに合わせていく。遅れる分には気にならない」。一抹の不安を拭い去り、万全の態勢で開幕へ臨む。