16日甲子園で、オリックスとの実戦形式での合同練習が行われた。
虎の統一球アーチ“1号”は、悩める安打製造機だった。マット・マートン外野手(29)が、オリックスとの実戦形式の合同練習で木佐貫の内角145キロ直球を右中間スタンドへ運んだ。
マートン
リズムもタイミングもより良くなった。修正しようとして長い道のりだったけど、ようやく身になりつつある。
初回にまず痛烈ライナーの右中間二塁打。2回には1発をたたき込んだ。今オープン戦10試合で12球団唯一のチーム0本塁打だった猛虎打線の“1号”をマーク。4回には中前打で猛打賞と完全復活をアピールした。
オフにメジャー強打者、カージナルス・プホルスらの映像を分析。昨季17本塁打からの長打力増を狙い、<1>左足を高く上げて反動をつける<2>トップの位置を軸足側に寄せてミートポイントから距離を広げる、の2点を修正中だ。ここまで打率0割8分7厘と悩み苦しんでいたが、ついに完成型を視界にとらえた。
震災の被災者を思って神様に祈る毎日が続くが、プロとして開幕への準備だけは怠らない。シーズンインまで、あとわずか。安打製造機が猛ダッシュで帰ってきた。【佐井陽介】



