日本ハムダルビッシュ有投手(24)との「新球対決」を制して、開幕戦に弾みをつける。開幕投手に内定しているソフトバンク和田毅投手(30)が、今日5日の日本ハム戦で開幕へのラスト調整を行う。相手先発はダルビッシュ。球界NO・1右腕に投げ勝ち、昨季MVP左腕が2年ぶりの大役に備える。

 「いろいろ試しながらやりますよ」。

 「本番モード」で、新球の威力を試す。5回1失点と好投した前回登板(3月29日、ロッテ戦)で、実戦では初めてカットボールを試投。大松を狙い通りの併殺に仕留め、昨秋のクライマックスシリーズ前からテストしていた新球に手応えをつかんだ。これまでの登板はあえて体を追い込んだ状態で臨んできたが、開幕前ラスト登板はすべてを本番仕様でいくつもりだ。

 4日は福岡ヤフードームで、強めのキャッチボールやランニングを行った。パワーアップをテーマに、オフには体重を5キロアップ。相手のダルビッシュも、オフに10キロの体重増に成功した。前回登板で140キロ台後半の新球「高速カットボール」を披露するなど、向上心という面で共通している。和田がライバルを倒し、11年シーズン開幕のスイッチを入れる。【倉成孝史】