ロッテファンは、7年ぶりの開幕戦勝利を確信しているはずである。ロッテ西村徳文監督(51)は、開幕投手について「そりゃあ成瀬しかいないでしょう。開幕に向けてしっかり調整してくれ、と伝えてありますよ」とキッパリと言う。告げた時期については「ずいぶん前。3年ぐらい前です」と笑った。

 昨季の成瀬善久投手(25)はシーズン、CS、日本シリーズとすべての開幕マウンドを任された。「去年、いろんな開幕を任せてもらったので、うまく準備ができている。気持ちの部分が大きいですね」。5日の西武との練習試合(県営大宮公園)。大事な最終調整のマウンドで、成瀬は文句なしの仕上がりを披露した。

 「この時期はバッターも本気でくるから」と、本番をイメージし、スライダーとチェンジアップに加えて、これまであまり使わなかったカーブも駆使。135キロに満たない直球を、抜群のコントロールと緩急で速く見せた。6回2安打無失点、10三振を奪う快投だった。「ロッテはここ何年か開幕戦に勝っていないので、何としても勝ちたいですね」。力強い口調で、1分けをはさんで5連敗中の開幕戦勝利を誓った。【広瀬雷太】