巨人のエース攻略は任せた!
阪神クレイグ・ブラゼル内野手(30)がG倒の予行演習を行った。5日の巨人との練習試合で、初回に2死一、二塁で打席に入ると、先発東野の初球を鮮やかにとらえた。打球は左中間を破り、フェンス直撃のタイムリー二塁打で2点を先制した。
「カーブがストライクゾーンに入ってきたから、思い切って振った」。
甘い球を見逃さず、ひと振りでしとめた。
開幕投手に内定している東野は、19日から始まる伝統の一戦で登板が濃厚。阪神は昨年4戦2敗で、防御率2・11に抑えられている嫌な相手だ。先手必勝が勝負事の鉄則だけに、東野には通算5割5分6厘を誇るブラ砲の存在は頼もしい。
「東野のような、失投の多くない投手は、甘い球が来たら、打っていかないといけない」。
シーズンでも、同様に少ないチャンスをモノにするつもりだ。
昨年は47本塁打、117打点で自身最高の成績を収めた。今季は強引な打撃が少なくなり、確実性も向上している。和田打撃コーチは「この打撃ができれば、かなり打点が上げられる。金本が後ろ(6番)にいるから、ブラゼルと勝負してくれるしね」と昨年に劣らぬ好成績を予告した。
4回の2打席目には、東野の直球が右肩に当たった。この死球でベンチに退いたが、大事を取っただけ。この話題になると、右手を突き上げた。「トーノ、ネクスト、ファイト!」。乱闘予告と思いきや、すぐにニッコリ。「ジョークだよ。内角を攻めてきたわけだから、狙ったわけじゃない。右肩も問題ないよ」。西武時代を含めて来日4年目で落ち着きも出てきた。バットでの大暴れは十分に期待できる。【田口真一郎】




