<ウエスタン・リーグ:ソフトバンク8-6中日>◇21日◇雁の巣

 右手親指を剥離骨折しているソフトバンク小久保裕紀内野手(39)が、23日ロッテ戦(鹿児島)に5番一塁で帰ってくる。21日、秋山幸二監督(49)と協議し、1軍帯同が決定。いきなりスタメン出場し、一塁守備にも就く方向が固まった。

 「(監督に)大丈夫そうだなと言われた。じゃあ、明日(22日)からと。守備の話はしていないが、全体練習で守れるなという話になるかもしれない」。

 小久保が明るい見通しを話せば、秋山監督も「痛くない、守備はできると言っている」と回復を感じ取った。22日の鹿児島移動から1軍帯同し、23日ロッテ戦での先発が確定した。5番一塁の定位置でオーダーに名を連ねそうだ。

 最終チェックの場として選んだ2軍中日戦でも存在感をみせつけた。4番DHで出場。2回に中日朝倉の高め直球をいきなり中前打するなどいきなり3打数2安打1打点をマークした。2打席目の遊ゴロに「詰まり方を含めて、まったく問題なかった。詰まっても痛くなかった」と、珍しく凡退に笑みを浮かべた。

 剥離骨折直後、病院からは3週間の固定が必要と言われた。だが、16日に本拠の室内練習場でティー打撃し「(抹消期間は)10日で行ける」。13日抹消からの最短復帰へステップを駆け上がった。【松井周治】