<阪神1-3巨人>◇21日◇甲子園

 沢村相手に意地の1本!

 阪神クレイグ・ブラゼル内野手(30)は3戦連続打点を記録し、大物ルーキーに初の自責点をつけた。2点先制された直後の6回無死一塁。その初球、内角低め直球を見事にミートした。ライナー性の飛球で左中間を割り、一塁走者新井がホームイン。二塁ベース上で高ぶる感情をむき出しにし、1点差に迫る適時二塁打で一矢報いた。

 ブラゼル

 前の打席の初球も真っすぐだったので、次も初球は真っすぐが来ると思った。だから振り遅れないようにしたんだ。

 3回2死三塁の好機では、初球の外角直球に振りまけてファウル。結局、内角高めスライダーで空振り三振に仕留められた。このデータを頭にインプットし、すぐさまリベンジ。「沢村は初めて対戦したけど、今日の投球を見る限り、将来いい投手になるんじゃないかな」と、ルーキーを持ち上げる余裕も見せた。

 チームは宿敵巨人に2連敗したが、B砲は3試合連続安打をマーク。開幕6連戦は24打数3安打の打率1割2分5厘で打点0。巨人3連戦は10打数5安打3打点で打率5割。復調の兆しは確かに見える。

 ブラゼル

 これからも同じように続けていくしかないよ。

 あとは1発さえ飛び出せば…。昨季47発をたたき込んだ男。目覚めの日は近そうだ。【佐井陽介】