<ソフトバンク5-4ロッテ>◇23日◇鹿児島

 4連勝こそ逃したがロッテが昨年の日本一らしい粘りを見せた。9回、相手守護神の馬原から2点を奪い、一時は同点に追いついた。悔しいサヨナラ負けにも、西村徳文監督(51)は「攻撃はよく粘ってくれた」と前を向いた。

 敗戦の中に光が見えた。不振だった7番金泰均が今季初の猛打賞で、2度の得点に絡んだ。9回無死一、二塁では1点差に追い上げる右前適時打。「ずっと姿勢が高かったが、いい時のビデオを見て、フォームを取り戻した」。開幕から6試合で2安打と苦しんでいたが、4番を外れたここ4試合で7安打。西村監督も「気持ちの問題。早く調子を戻し、クリーンアップを打ってくれないと困るからね」とひと安心の表情だ。

 ご当地・鹿児島での敗戦で勝率は5割に戻ったが、西村監督は「明日勝ちましょう。気持ちを切り替えていかないと」と悔しさをかみ殺した。【鈴木良一】