オリックスが西武に4安打完封負けした。「コリアンデー」と銘打つ一戦で、主役に期待された6番李承■内野手(34)が3打数0安打と絶不調。ここ3試合で2得点、11安打と、貧打ぶりを際立たせた。チーム打率はついに2割を切り、1割9分7厘に。再び、単独最下位となった。
オリックスが西武に4安打完封負けした。石井一を序盤に攻略できず、流れを明けわたした。岡田彰布監督(53)は「(石井は)よくなかったけど4回から立ち直った。それまでに1点でも取っていれば全然違った」とムッツリだ。
西武との3連戦は韓国ファン向けに演出を施した「コリアンデー」。その主役となる李承■を、先発から外せない事情もあった。打率1割5分7厘と低迷していたが、前日22日に1安打するなど、復調のきざしがあった。ところが、今季最多2万5562人を集める中、石井一に2三振するなど3打数0安打。3打席でバットに当たったのは二ゴロの1球だけで、打率は1割4分3厘に。韓国総領事館の金碩基総領事(56)が始球式を務める中、ファンにため息をつかせた。
正田打撃コーチは「打てそうな雰囲気がない。かすりもしないから」と、厳しく言った。
開幕から11試合で平均2・4得点。前日にT-岡田が打率3割を割り、レギュラー陣の3割打者がいなくなった。ここ3戦で計2得点、11安打と、貧打ぶりは深刻だ。終始険しい表情の指揮官は「2死で(走者が)二塁、三塁にいたら、あとは投手と打者。それで打つしかないんやから」。個々の奮起を願うばかりだった。【柏原誠】※■=火へんに華



