<ロッテ8-0ソフトバンク>◇17日◇QVCマリン

 ソフトバンクが、2カ月ぶりに首位を陥落した。ここまで8勝を挙げている先発の摂津正投手(29)が今季先発陣最短となる2回2/3でKO。自己ワーストタイの8失点と打ち込まれた。5月17日から首位を守ってきたが、日本ハムに抜かれた。

 摂津は広報を通じ「申し訳ない。今言えることはそれだけです」と話した。2回1死一、二塁から、8番里崎に右翼線に先制適時打を許した。さらに2死から3連打を浴びるなど、打者10人で一挙5点を失った。ショックをひきずったまま3回にも4安打と死球、自身の失策もからみ3点を失った。今季から先発に転向し、ここまで8勝をマーク。安定した投球でチームを支えてきたはずだった。

 5月17日からは首位の座をがっちりキープしてきた。内川、カブレラ、多村、オーティズ、細川…。自慢の打撃陣に故障者が続出しても、先発投手陣の踏ん張りでライバル日本ハムの猛追をかわしてきた。だが12日から始まった9連戦で、白星を挙げた先発投手はホールトン1人。そのホールトンも体調不良で抹消されるなど、頼みの先発に疲労の色が見え始めていた。

 秋山監督

 摂津君がなぁ…。今日は珍しくコントロールが悪かった。

 帰りのバスに乗り込む際には、首位陥落と大敗にいらだったファンから心ないヤジも飛んだ。指揮官は一瞬イラついた表情を見せたが、前だけを向いた。前半戦は今日18日からの西武との3試合を残すのみ。日本一に向け、必ず首位ターンを決める。【倉成孝史】