世界の孫がビールかけ!?

 ソフトバンクの孫正義オーナー(54)が、ビールかけの参加を熱望していることが22日、分かった。昨年は仕事で都合がつかず、ビールかけには参加できなかった。球団関係者は「東京の本社に近い場所で優勝が決まれば、オーナーもビールかけの会場に駆けつけることができるかもしれない」と明かし、首都圏でのV決定ならオーナーの電撃参戦が実現するかもしれない。

 最短Vは29日の日本ハム戦(福岡ヤフードーム)。30日の西武戦(西武ドーム)から約1週間の首都圏遠征があり、現実的にはこの間に優勝が決まる可能性が高い。

 孫オーナーがビールかけに参加すれば、会場の盛り上がりは最高潮となるだろう。小久保、松中、和田、川崎、内川ら主力が遠慮なく孫オーナーにビールをかけ合い、喜びを分かち合う。球界でも異例のシーンが展開されそうだ。

 ソフトバンク本社の業務では、IT関連や自然エネルギーの開発などに尽力を注ぐ。パワフルな行動で実業界、経済界をけん引する孫オーナーの活躍は、日本国内に収まらない。世界も注目する超大物が、リーグ2連覇を勝ち取ったあかつきには、選手、監督、スタッフと一緒に無邪気に喜びたいと願っているという。

 また、インターネットでビールかけの模様を中継する計画も進行中。仮に孫オーナーが業務の都合で参戦できない場合、ネット観戦する予定という。同関係者は「(ネット中継の実現を)オーナーも強く希望されています」と話した。歓喜の瞬間、日本屈指の資産家が、1人でビールかけをするかも!?

 どっちにしても、うれしいことには変わりはない。