<オリックス2-1楽天>◇9月30日◇京セラドーム大阪
明暗が分かれた。1-1の8回1死二塁、楽天岩隈久志投手(30)はオリックス後藤にフォークを拾われた。決勝の1点を失い「ボール球。打った方がうまい。先頭の四球がもったいなかった」。潔く反省したが、相手エースに力負けだ。同じ回の表。先頭を出し送って1死二塁と、全く同じ展開で楽天打線は金子千に後続を断たれた。7ゲーム差で追う3連戦初戦。首の皮一枚つながっていたかもしれないCS出場が、さらに遠のいた。
岩隈は今季、オリックス戦に4試合登板。全て金子千と投げ合い0勝2敗となった。「1点試合。粘らないといけなかった」と悔やんだ。海外移籍が可能なFA権を取得。ネット裏にはドジャース、レンジャーズ、ロイヤルズのスカウトが陣取った。コメントを控える姿が本気度をうかがわせたが、結果は非情だった。
チームも金子千に08年から11連敗。3イニングで得点圏に走者を進めたが、ものにしたのは1度だけ。星野監督は「(金子千は)そんなに良いとは思わなかった」。ワンチャンスをものに出来るかどうか。その差が1点の違いとなり、その積み重ねが順位に出てしまっている。【古川真弥】




