マッチあるぞCS4番!
ソフトバンク松田宣浩内野手(28)が、クライマックスシリーズ(CS)でも4番で起用される可能性が出てきた。小久保、松中、カブレラの離脱もあり、9月25日からここまで8試合連続4番でスタメン出場。今季チームトップの24本塁打と77打点を稼ぎ出した将来の4番候補が、過去6度阻まれている鬼門突破の起爆剤となる。
悲願の日本一へ向けて、松田が大役を任せられる可能性が出てきた。5日は、ロッテ戦が雨天中止。V決定を挟み4連勝中と勢いの止まらないチームだが、ひと休みとばかりに選手らは千葉市内の室内練習場で軽めに汗を流した。秋山幸二監督(49)もリラックスした表情を見せたものの、脳裏には「CS松田4番」のプランが浮かんでいた。
秋山監督
今は状態を見て、いないから(松田を4番で)使っている。今のチーム状態の中でやっている。今までもそうしてきただろ。
小久保、松中、カブレラが離脱したこともあり、9月25日から8試合連続で松田に4番を任せている。今季4番を務めたベテラン3人が戦列に復帰してくれば、打順が下がる可能性はある。ただ指揮官は「(4番に)誰を当てはめなきゃというのはない」と、CSでも状態のいい選手を打線の核に据える考え。これまでにも松田の4番について「それだけのものを見せているよな」と話しているだけに、CSでも4番に抜てきする可能性は十分にある。
「松田4番」は、鬼門突破の起爆剤にもなる。チームは04年以降昨季までプレーオフ、CSで6度敗退。昨年までの悪い流れを変える意味でも、今季チームトップの本塁打と打点をマークする松田の4番起用は大きな効果が期待できる。
松田は9月27日の日本ハム戦で、福岡ヤフードームの右中間に「初4番弾」を放った。見守った王会長は「すごいよね、ライトに。将来の4番の大本命だからね」と太鼓判。松田自身は「4番を打たせてもらっているけど、4番目の打者という意識で打っている」と話すが、チームでは積極性が売りのマッチが、4番で鬼門を突破する。【倉成孝史】



