竜のジョーカーが一足早く決戦へ向けて動きだした。中日エンジェルベルト・ソト投手(29)が7日、ナゴヤ球場の室内練習場に姿を現した。休日返上で黙々とランニングを続けると、球団スタッフとキャッチボールを開始。汗だくになりながらみっちり1時間半の練習。真剣な表情は早くも日本シリーズモード突入といった感じだ。

 10月1日阪神戦(甲子園)で左肩を痛め、登録を抹消された。CSファイナルステージ中の今月5日には1軍登録されて中継ぎ待機したが、登板の機会はなかった。

 「感触はいい。肩はもう痛くない。日本シリーズでは準備して任せられたところでしっかり投げたい」

 ソフトバンクとの大一番に向けて居ても立ってもいられない。そんな気持ちが左腕を練習へと駆り立てた。

 「すごく楽しみ。向こうはパ・リーグの優勝チームだからね。もちろん強いのは分かっている。チームに貢献できるようにどこでも頑張るよ」

 先発はもちろん、中継ぎも可能だ。交流戦まで中継ぎとして12回1/3を投げて防御率0・73。先発転向後は5勝1敗と両方で適性を示した。ソフトバンクに対しては交流戦で中継ぎとして2試合に登板。打者10人に1安打しか許していない。先発第5の男?

 それともロングリリーフ?

 その存在自体が、タカ軍団の驚異になりそうだ。