最後のオレ流注入だ。中日落合博満監督(57)が8日、ナゴヤドームで行われた練習で荒木と森野にノックを浴びせた。04年の就任時から鍛え上げてきた2人に対する“愛のムチ”。ノックバットを握るのは、今季初めて。12日から始まる日本シリーズを前に「守り勝つ」という決意を伝えた。
「静」の指揮官が「動」に転じた。ノックバットを手に取ると、二塁のポジションで守備練習をしていた荒木、森野にノックを開始した。「回り込みすぎなんだよ!」「もっと前に出てこいよ!」。静まり返ったナゴヤドームに指揮官の声と2人の息遣いが約15分間、響いた。
落合監督は意図を説明しなかったが、荒木は「いろいろ考えます。ノックされたことで何かを感じないといけないですね」と神妙。森野も「1球、1球疲れるんですよ。メッセージ?
感じますよ。最後くらいは働けってことなんじゃないですか」と話した。



