マツダスタジアムを訪れた広島高信二野手チーフコーチ(44)が22日、遊撃の守備位置争いのゴングをならした。「梵は春のキャンプに間に合うという報告を受けている。安部も秋に成長して、いいものを見せてくれた。競争になるね」。最有力候補は昨季盗塁王とゴールデン・グラブ賞に輝いた梵英心内野手(31)。今年は6月に左膝を負傷して残りシーズンを棒に振り、復活を期している。今季遊撃のスタメンを張った木村昇吾内野手(31)、ドラフト2位の中京学院大・菊池涼介内野手(21=武蔵工大二)や来季プロ5年目の安部友裕内野手(22)も加わり、来年2月の春季キャンプから熱いバトルが展開されそうだ。