プロ野球現役選手によるシンポジウム第19回「夢の向こうに」が26日、大阪市北区の梅田芸術劇場で開催され、阪神岩田稔投手(28)、オリックス岸田護投手(30)らプロ6選手と、府内90校の高校野球部員1511人、指導者118人が参加した。

 守護神岸田が来季からシュートを復活させる。先発時代は使っていたが昨年5月の救援転向を機に、球種は自信のある真っすぐ、チェンジアップ、スライダーの3種に絞ってきた。今季は球団新の33セーブを挙げたが、より右打者の懐を攻める必要性も痛感。「セーブ数は今年より伸ばしたい」との思いもあり、カミソリ解禁を決めた。この日は大阪市の梅田芸術劇場でシンポジウム「夢の向こうに」に同僚の大引、森山と出演した。