元巨人の篠塚和典氏(54=日刊スポーツ評論家)が、韓国LGの臨時打撃コーチに就任する。沖縄うるま市で始まる春季キャンプに16日から参加することが決まった。篠塚氏は「非常に楽しみ。いろんな選手がいるだろうし、勉強させてもらうつもり」と意気込んだ。

 篠塚氏は2010年まで巨人で守備走塁コーチ、打撃コーチを歴任したが、巨人以外のチームでのコーチ就任は、臨時とはいえ初めてのこと。LGからはFAで3選手が抜けた打線の底上げを期待されている。

 第2回WBC日本代表のコーチとして韓国代表と戦った経験から、韓国人選手のレベルの高さも感じている。「韓国はプロアマの垣根もないと聞いている。それが若い選手のレベル向上にもつながってるんじゃないか。そういう日本との違いについても聞いてみたい」と話した。