ブルワーズと2年契約で合意したヤクルト青木宣親外野手(30)が20日、東京・新橋の球団事務所で会見した。ヤクルト衣笠剛球団社長(62)は、青木のポスティングによる収入を目に見える形で残したい考えを示した。「具体的なことは何も決まってませんが、今、2軍の施設を改修しようとしていますし、名前をつけられれば…」と、改修した施設に青木の名前を入れることも示唆した。

 この日、戸田の球場施設の状況などをチェック。2月からの工事予定箇所は外野フェンス、両軍のブルペンとビジターロッカー、人工芝の一部とアンツーカーのデコボコ部分などで、さらにはバックネット裏スタンドも改修し、女子トイレを新設する。11月には左翼に防球ネットを建てることも決まった。それらのいずれかに青木の名を冠するかもしれない。