唐川、藤岡よ、「江川-西本」のような名ライバルになれ!
ロッテで昨季チーム最多12勝の唐川侑己投手(22)と、ドラフト1位左腕で新人王候補の藤岡貴裕(22=東洋大)が3日、ブルペンで初共演した。初ブルペンの唐川が投げ込んでいると、4つ隣で藤岡が3連投となる投球を開始。互いの投球を観察することはなかったが、唐川が56球、藤岡が94球と投げ合いが実現した。
唐川は「今日はあまり(藤岡を)見ていない。でもゆっくり見て研究して、いいところを取り入れます」と吸収するつもりだ。実は同い年の2人はあまり会話を交わしていない。高校時代、唐川は「BIG3」と言われたスター選手だったが、無名の外野手兼投手だった藤岡はセンバツで、唐川に記念撮影をお願いしたほどだった。藤岡は「自分が上でやれると考えなかったし、まさか同じチームになるとは。向こうは先輩と仲がいいし、これから徐々に打ち解け合えば」と言う。
西本投手コーチはライバル関係を歓迎する。「僕も江川さんは1歳上だったけど存在は大きかった。2人も刺激し合えばいい」。エリート江川、雑草西本の緊張感を持ったライバル関係は巨人黄金時代を築いた。藤岡も「いいライバルになれれば。お互いが頑張ればチームも上に行ける」と、唐川と高みに登る。【広重竜太郎】



