阪神和田豊監督(49)が6日、ドラフト1位伊藤隼太外野手(22=慶大)の“爆発”を予告した。注目の即戦力ルーキーにとって第1クールは試練だった。守備、走塁で課題が浮き彫りになり、監督、コーチに指導を受ける場面が多かった。また、緊張もあったのか得意とする打撃でもアピールはできなかった。ただ、指揮官は実力を発揮するのはまだ先だと見ていた。
「良くはなっているけど、まだ本来の彼らしさが出ていない。こんなもんじゃないと思う。第1クールは守備と走塁だけだったけど第2クールは打撃も入ってくる。いつ本領を発揮するか。これからじゃないか」
第1クールは全体、個別練習ともに守備が中心だった。外野の定位置を争うためには、まず、守備力を安定させなければならないという首脳陣の判断だとみられる。ただ、今日7日からの第2クールでは実戦的な打撃練習も始まり、個人特打も組まれる予定。練習の流れに慣れてきたこともあり、最初のクールとは別人になるだろうと予想した。
また、和田監督は初めてのプロのキャンプで多くの報道陣、ファンに注目されるという特殊な状況も考慮していた。
「精神的に疲れたと思う。1日、1日、それも取れてくる。実戦が始まるころにはいいものが見られる」
12日には今季初実戦(対日本ハム・宜野座)が控えている。試合にならないと呼び覚まされない本能の部分もあるだろう。和田監督は期待を胸に隼太の“爆発”を待つ。




