楽天星野仙一監督(65)が17日、DeNA中畑清監督(58)を挑発した。午前7時からのアーリーワークが終わったときだった。球場の片隅で一服しながら口を開いた。まずは「明日は試合なのか?
相手は?」と球団スタッフに、もっともらしく確認。今日18日にDeNAと今季初の対外試合を行うことを知らぬわけがない。「そうか。宜野湾か。熱い監督のところに行くのか」とニヤリと続けた。
熱さでは負けない男の意地か。はたまた、現役監督最多985勝のプライドか。未勝利の新監督を「相手にならんよ」とバッサリ。選手としても通算打率2割4分3厘と抑え込んだ。だが、現役時の印象を聞かれても「キヨシぐらいで、なんで覚えてないといかんのだ」と高笑い。「練習試合の初戦で、うちがベストメンバーを出すわけ、ないだろう」とまで宣言した。
“挑発”結構。戦いを盛り上げる。正月明け、連日メディアジャックの敵将に「今はキヨシに紙面を任せている」と言い、キャンプでも目立つことを避けた。その間、自軍を洞察。「秋から、あれだけやって。選手は体力がついた。自信もついた」と確信した。
誰よりも選手の進化を見たいはず。今日の初戦、実際はベストの布陣を組む。紅白戦はプレーを控えた松井も3番で出場予定だ。最後は「やるのは選手。監督じゃない」と締めたが、「練習試合でも、選手は勝負にこだわらないといけない」が持論。まずは自らの舌で鼓舞した。【古川真弥】



