<オープン戦:DeNA3-0日本ハム>◇16日◇横浜

 公式記録に残らないオープン戦とはいえ、高卒ルーキーの日本ハム近藤健介捕手(18)が「9番・捕手」でプロ初先発で奮闘した。横浜高3年だった昨夏、サヨナラ安打を放って甲子園出場を決めた思い出の“ハマスタ”で凱旋(がいせん)デビューを飾った。

 バッテリーを組んだのは、開幕投手筆頭候補の斎藤だ。0-1の3回2死二塁。ラミレスに内角の真っすぐを見せた後の5球目だった。スライダーを左翼席へ運ばれ「あそこは、スライダーじゃなかった…」と配球を悔いた。「斎藤さんは開幕投手が懸かっているので、迷惑をかけたくなかったんですけど」と肩を落としたが、内角をうまく使い不調の斎藤をリードした。

 19歳らしからぬ度胸と冷静さ。能力を高く評価している栗山監督だが「彼の野球人生を考えてあげないと」と出場機会を増やすために2軍での育成も視野に、今後の起用法を検討する。