<ソフトバンク5-1オリックス>◇1日◇福岡ヤフードーム

 マッチで~す、の勢いが止まらない。ソフトバンク新垣渚投手(31)の復活勝利を援護した先発全員13安打を誘発するように、先制点をたたき出したのは松田宣浩内野手(28)のバットだ。2回無死二、三塁で犠飛。追加点がほしい6回は、2死一塁から左中間深くへ適時二塁打を放ち、新垣を楽にした。

 「打ったのはカーブ。前でとらえて手をギュンと。これがちまたでうわさのマエ・テ・ギュンです。バットの先でしたが、よく飛んでくれました」

 試合中に出したコメントも異彩を放った。昨季までロッテに在籍した金泰均をもじった打法なのか。ムードメーカーは、試合後も盛り上げた。

 ロッカー室で見守った新垣のヒーローインタビュー。泣かせようとするインタビュアーとのやりとりに「なかなか泣かんな。泣くんちゃう?

 泣いたぞー!

 そんな感じでした」と笑わせた。

 3試合連続安打で、打率4割5分5厘に1本塁打4打点。4年ぶり開幕3連勝の打の立役者は、守備でもすごい。6回、先頭打者が明石の失策で出塁。続く赤田の三遊間に抜けそうな打球に横飛び。二塁で刺し、明石のミスを消した。明石は「まじ救われました。マッチさんアザーッス、です」と感謝。松田が乗せたチームは、最高の雰囲気で開幕カードを飾った。