<オリックス7-5ロッテ>◇2日◇京セラドーム大阪

 オリックスが今季初の3連勝だ~。岡田監督もしゃべった~。岡田彰布監督(54)は試合後、4月18日ソフトバンク戦以来の会見を実施。「なかなかすっとはいかんなあ」と苦笑も「おととい、昨日と勝ったのが効いてるわな」と、バルディリスの2試合連続サヨナラ弾でつかんだ2勝に言及。借金も3まで返済。岡田オリックスが上昇気流に乗った。

 9回2死二、三塁のピンチを、岸田がしのぎきった。3点のリードを2点に減らしながらも、なんとか逃げ切り、今季初の3連勝。大きく息をついた岡田監督はコーチ陣と握手をかわし、向かった先はベンチ裏の会見場だった。

 岡田監督

 すっとはいかんなあ。中山やなあ。同点までは辛抱しようと思ったんやけど…。下位打線は、川端は空振りの少ないバッターやから対応しやすい。梶本は昨日(1日のウエスタン・リーグ阪神戦)左右(の打席)で3本打ったからな。今日も左と右で打ったし。斎藤(のヒット)は嫌なムードの中で大きかったな。

 6回を投げきれなかった中山に苦言を呈し好機をつくって得点も挙げた川端、斎藤、梶本ら下位打線をねぎらい、4月18日以来の試合後会見は再開された。

 開幕前、岡田監督は「レベルの高いチームになった」と自信を持っていた。選手の成長を誇りにし、李大浩、井川らの補強にも積極的に動いたフロントの支援体制にも、優勝への手応えを感じていた。だが、金子、寺原に故障が続き、打撃好調だったT-岡田、勝負強い高橋信もケガで離脱。最小限のダメージで食い止める手だてはなかったのか。優勝に向かって一つになりきれない現状に、監督は口を開かなくなった。

 悪夢の4月は終わった。金子、寺原が1軍に合流し、井川にも1軍デビューのめどが立った。打線も5番バルディリスが大当たり。4月30日、5月1日と2試合連続のサヨナラ弾でチームを救い、この日は1軍登録即先発の梶本が決勝打を含む猛打賞。お立ち台で梶本は「使ってもらってすぐに結果を出せてよかった。監督、コーチに感謝します」と声を弾ませた。チームに勢いが戻った。

 「おととい、昨日勝ったのがきいてるな。1試合1試合勝つことでチーム力は機能してくる」と締めくくった指揮官。反攻への材料はそろった。【堀まどか】