西武小石博孝投手(25)が7日、次回の俳句披露の条件を初完投に定めた。高校時代に「伊藤園」の俳句大会で都道府県賞を受賞。リクエストが殺到し、一時は封印したが、3日の楽天戦でプロ初勝利を挙げ、約束通りに一句詠んだ。今後も勝利を挙げる度に、俳句のリクエストが予想される。しかし「毎回となると…。野球でファンの方に喜んでもらうのが一番なので。もし、期待してくださっているのであれば、完投した時にできれば」と話した。
初勝利後、俳句の反響の大きさに驚いた。連絡をくれた知人や関係者の多くが、投球内容とともに、俳句の話題にも触れた。「字余りしすぎとか、季語がないとか。たまたま賞をいただけただけで、俳句のプロではないんで…」と、困惑気味に話した。俳句の内容も、相手チームへの侮辱にならないかなど慎重に思案。笑いを誘うため、あえて字余りの句を詠んだが、周囲の反応はダメだしだった。
この日は、西武第2球場で行われた投手練習に参加。10日の楽天戦に向け、ダッシュ、キャッチボールなどで約2時間汗を流した。2試合連続の楽天戦で、相手打線から研究されることも予想されるが「まずは自分のできることをしっかりやりたい。チームに勝ちがつくような投球ができれば」と気合十分だった。【久保賢吾】
◆小石の初勝利一句VTR
先発した3日の楽天戦で7回4安打無失点。プロ初勝利を挙げ、チームの連敗を3で止めた。お立ち台で「初志貫徹
負けぬという気持ちで
初勝利」と一句。字余りの多さに球場全体がざわつき、「やらかしたあ。すみません、字余りで」と頭をかいた。



